豪華客船と健康(イントラレーシック)

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豪華客船で世界1周するには、突然の大きな病気に旅先でならないように、普段から体の管理をこまめにチェックする必要があると思われます。今回は、イントラレーシック(2002年頃)の事を少し書きます。

わたくしの目は、もともと強度悪性近視でマイナス15度、幼稚園で瓶底級の分厚い眼鏡でした。遺伝だそうです。昔の眼鏡はガラスで分厚くて重い。マイナス15度はランドルト環(Cマークの目の検査)が腕を伸ばした距離で切れ目が見えるほどの悪さです。

小学校の時、冬に耳の後ろが切れて、夏は鼻に型がついて取れない重みでした。それで、両親に頼みコンタクトレンズの購入に踏み切りました。小学6年生。当時ハードレンズしか無理(乱視がキツイ場合)でした。

大人になって、眼鏡やコンタクトが進化しても、肩が凝りやすく、どんどん眼鏡が分厚くなる。そこで、レーシック手術を検索して見つけました。すると、自分のお気に入りの囲碁棋士が受けた病院があってそこで手術を受けてみようと思いました。

イントラレーシックで片眼40万で医院長指名はプラス10万でした。なので両眼で100万ちょうど。手術前検査で、ギリギリ今だったら可能ですと言われました。ハードレンズを25年ほど使ってるので、レンズが当たってすり減り過ぎると手術は出来ないのだそうです。

手術日当日、お金の支払いは前払い。わたくしは、前払いで良かったと思います。恐怖で帰りたくなりますがお金が勿体ないと思えた。この病院では、順番を前もって伝えない(何故かは知らない)でまわりのみんなもそわそわ待つ。

メールで連絡しまくる人、付き添いに不安を伝える人。わたくしは、一人だったのでそれを観察してました。「ヤバい、次、呼ばれそうー」とか。ざわざわ。後から分かったのですが、度数の悪い人が一番最後で、その日のラストがわたくしでした。

オペ中、首は自力で固定となりますが、恐怖で震えて照射出来ない人もよくあるのだそうです。まず、目薬で麻酔。オペ中は痛くも痒くもない。だが、臭い。何がというと照射して焼く時の爪や髪の毛が焼けるようなにおい。

それと、レーザーが見えるのが怖かった。目を開けてのオペなので見える。終わると目を閉じてしばらく過ごし、ゴーグルをつけて帰宅できる。

この時に思った、『しまった、だれかに付いてきてもらうべきだった』と。オペ直後のおにぎり支給時も、自力で開けられず、食べずにカバンにイン。

かえりは、もっと困難で、切符の値段が見えないし、階段ではバランス悪く黄色の目の不自由な方へのマークで落ちないで助かりました。ちなみに、切符は最低料金で買って、最寄り駅で乗り越し精算機にいれて解決。

でも受けてよかったと思っている。わたくしの場合は、2週間後に視力が大幅に下がり、再度オペする権利があったが断った。

何度も開け閉めするのが、勘に引っかかったため。それでも、以前と比較したら、眼鏡も薄いし、コンタクトもワンデーの使い捨てで快適ライフ。肩こりも以前よりは、かなりマシ。

わたくしは、あの時の100万円は価値があったと思っている(イントラレーシック出始め)。その後レーシック料金はもっと安い値段になっていった。また、医療事故のニュースも沢山耳にした。わたくしは、視力は下がったものの、大きな医療事故もなく、以前よりは快適に過ごせていることに感謝している。

あまり神経質に病気の心配をすると、心が病むのでダメですが、やはり定期点検は必要だと考えます。年に一度の眼底検査などは、きっと大きな目のトラブルの早期発見につながります。

パソコン、スマホの作業の長い昨今、目のチェックを年に一度いれて、一生乗り換えが効かない自分の体のメンテナンスの時間を将来の自分にプレゼントしてはいかかがですか?

では、また。

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