豪華客船と健康(外科手術)

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豪華客船で100日程かけて世界一周しようと思うと、大きな病気は避けなければならない。そういう身体と心を保つ訓練が必要だと思う。

わたくしは、大きな手術として、体で2回、目が1回、歯が2本、手術経験があります。体の手術では、メンタルも破壊しました。少しその話に入ります。

1度目は急性盲腸でした。(1994・12月頃)これは、ストレスのかかる仕事を続けての結果だと思われます。ラッキーにも、土曜の夕方、カイロプラクティック(整骨院)にて発見。

骨盤の矯正の時に右お腹を握られて滅茶苦茶痛み、今すぐに救急病院に行きなさいと。半信半疑で行くと、緊急オペのレベルでした。そのまま、オペ室へ直行。翌日の来院だったら破裂して死んでたかもとドクターに言われ、どうして気が付かなかったのと、怒られました。

その当時は自営業(今は職種を言いたくない)での負担は半端なく過酷で、自分が疲れてる自覚も麻痺していました。でも本当はここで、気が付き方向転換してたら次の手術には至らなかったと思います。

それから、10年後くらい、ずっと過酷な仕事は続きある日、体を大きく切開しなくてはならない病気(病名は言わないで進みます)になりました。以前の盲腸の時はまだ、腹腔鏡手術はほとんどなく、切開でした。

今回のオペは、腹腔鏡でもできるけど、癒着がキツイので、切開でした方が良いと、主治医に言われました。わたくしと、同室で腹腔鏡手術のひとは、次々と、後から入院して先に退院していきます。(心がすさむ)

具体的にどこで心が破壊したかというと、祝日の明け一番でわたくしのオペでした。そこは大きな病院で研修医が沢山きてまして、わたくしにも、主治医以外に、研修医が二人担当に就いてました。研修医の先生は色んな課を体験してどの方向に進むか決めると言ってました。(よくドラマでも聞く話)

その研修医の一人がわたくしを手術台に座らせて、お名前、生年月日、言ってください、のあと、「今日のオペは、縦切りか横切りか知ってますか?」と、ヘンテコな質問をしてきたのです。

わたくしは、耳を疑いました。そして、心で思いました。『この人たち、縦切りか横切りか知らないで今からオペするのかなぁ?』と、オペ前で怖いときに不安の第一現象に陥りました。

それがまた間が悪く、朝一番なので、真ん中の空間から、ハチの巣状に8個ほど、色んなオペ室にいけるのですが、わたしくしが、ヘンテコな質問されてる時に、違うオペ着のひとが、わたくしの顔を見て、「違うわ、間違えた。」と言って(今から思うと、多分この人も研修医)違うオペ室に行ったのです。不安第二現象。

そこで、さらに、不審と不安が。それからやっと横になって、そこからが更なる追い打ち。わたくしの主治医は、課の中で一番偉い立場の先生で、多分バタバタしてるのか、麻酔まで終わってから、オペだけする段取りだったのか、まだ来ず。

手の甲から全身麻酔の予定になってたのに、横にしてから手の甲の血管に麻酔の針が入らないと、わたくしの頭の上で会議が始まった。不安第三現象。これが結構長い時間だった。

そこにようやく、主治医登場。「なんで、麻酔の針を刺してないんだ?」と周りに怒る声。周りのドクターは必死に言い訳。すべて聞こえるから、なお、オペが怖くなる。そして、麻酔の方法は今からは変えれないから、と言って「右手の甲の方が少し血管が太いのだから、ここに刺す以外ない」と聞こえたのが最後、麻酔が効きだす。

その後、入院中に、自分では(この3つで不安が積もってきたと)解明出来ず、どんどん、ウツになりました。主治医は、うつ病の薬を処方して、退院して、通院もなくなって、ずっーと、年月がたった時、何でうつ病になったかが、自己分析出来るようになりました。

この入院中には他にもいろいろ重なり、オペ後に体調おかしくなり、造影剤を使う検査となり、ドクターに10年ほど前に造影剤で高熱と呼吸困難になりました。と伝えたら、造影剤もかなり進化したから、今回信頼できるドクターをつけて、試してみましょうとなったのです。

すると、案の定ダメで、呼吸困難となりました。ポカリスエットのような点滴を4本ほど激早で落とし、お手洗いにも何度か行き、造影剤を体から追い出せて楽になり、病気の原因がわかりました。それからは、保険証とかに、造影剤だめです、とシールを付けてます(ダメなモノはダメでした)

自分が造影剤アレルギーと知らないで、交通事故とかで意識不明となり、どこが損傷してるかを見つけるために、造影剤を使用してお亡くなりになった話を、この後ちょくちょく耳にしました。(わたくしは命が助かり感謝です)

わたくしが今から思うと、最初のオペで、生活の方向の見直しは、難しかったのかなぁと、皆さんもそうだと思いますが、オペまで病気がひどくなる前に、ストップ見直しは出来るはずなのですが、その時は、他に生きる道はないと、思い込んでしまう。なので、重い病気になって、日常生活の緊急ストップとなるわけです。

でも、ここの少し前で、STOPかけれたらこれはまた、生活困難とかで、別のストレスで病気になりそうでバランスが難しい。

とにもかくにも、研修医が多い大きな病院ではこんな事もあるんだなぁとか、知ってて起きると、対処方法や気持ちの持ち方に変化も起きるかもしれないと、この記事を書いてみました。少しでもお役に立てれば幸いです。

では、また。

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