継続は力なりと、よく耳にしますが、わたくしの頭の中はお花畑で、長期間働けるお仕事に就いたら、お金がずっと入り続けて豪華客船の旅も老後に行けると考えたわけです。
そして過去の色んな仕事の経験上、立ち仕事も、座り仕事も年老いたら厳しいかなぁと、思いを巡らせ、立ったり座ったりしている仕事として、医療事務を選んだのです。(あくまで自分のイメージで選んだ)
お薬のこと、医療のことも、色々と勉強になりそうだなぁ、老後に知識も増やしておきたい。
それで何も考えずに医療事務の学校に行くことにしました。
すっかり忘れてたのですが、学生時代(いわゆる義務教育時代)から、30年以上時が過ぎ、まずどのように勉強してたかがわからない。人間忘れるものだ。一日6時間授業、お尻は坐骨神経痛に。
もっと困ったことは、なんとパソコンの授業も半分あったことです。わたくしは、パソコンが嫌いで、勉強を全くせずに避けて過ごしてきました。学校内で、電源の入れ方、消し方しか知らないのは、もちろんわたくしだけ。
学校は、ほぼ4か月で、2か月がパソコン、2か月が医療事務でした。パソコン授業の内訳は、1か月Word(パワーポイントまで)、1か月Excelでした。早く入力する練習も毎日あり、カチャカチャカチャカチャと聞こえる中、ポチ、ポチッ、と速度の差が、まるでチーターと亀。
毎日お尻の限界まで、居残りしてパソコンの勉強を、自宅で何度も、大泣きしながら(悔し涙)どんどんおかまいなく進む授業、頭の中はザブーン、ザブーンと波が流れて、知識が頭にとどまらない。
道半ばで、医療事務も勉強始まる、これが字が小さい、細かい、よく似たものが多い、そして、ややこしい。それでも、わたくしのパソコンのわからない苦痛よりはマシだった。
パワーポイントでプレゼンテーションして、パソコン授業は終了、医療事務資格は学校を卒業してから、個人でうけて、一番簡単な資格を取得。涙なみだの4か月でした(2018.6月)
そして、思ったのです。勉強がはかどらない原因を。自分の書き写した字が汚すぎて、自分で読めない。予習復習が自分の書いた字が汚すぎて読めない事実に気が付いてしまったのです。
それで、医療事務の仕事に就きながら、書道を習う決意をしました。(いつも短絡的発想)
では、また。