豪華客船と水彩画

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わたくしは現在水彩画(2022・12月)を月に1・2回習っております。学生時代の美術の成績は最下位に近かった(絵が特に下手)しかし、豪華客船で世界1周するなら、しっかりと観察できる目を養いたく思った。

現在は写真の性能も上がりましが、やはり、現地で直接に見た時のチェック能力が違ってくると考えました。例えば漫画で『寄生獣』という人間に寄生して、ひそかに人間世界に侵入していく過程で、その寄生生物たちの会話。

あいつは、観察力が鋭くて我々のことに気づいてるかもしれない。要注意人物だなぁ。あいつは、美術部だから、観察の目が鋭いんだ。のような話し合ってるシーンがある。(今漫画が手元にないけど確かこんな会話)なるほど、なるほど。

わたくしは、書道の記事にも少し書きましたが、書道のお手本と書く紙の平面から平面にまったく同じに書く(臨書)のになかなか書けないわけで、これが、景色になると、立体と紙、どこからどうしたら良いかさっぱりなのです。

そして、絵の先生に質問するのです。小さい頃から絵が上手い人は、ずっとうまいイメージがあり、わたくしは学校で自分の絵が歪んでいても指導してもらった記憶がないと。

すると、日本では絵にそんなに力を入れて教えないから、解らなくて当然だよ。音楽でいう、『絶対音感』が生まれつきあるように、僕や姉妹にも、絵を歪みなく見る力が、最初からあったんだよ。

そんなものかぁと思い、音楽経験者としては、では訓練で多少良くなるなぁと考えました。しかし、不思議なのはわたくしは、左に上ってみえてる建物が、先生には、下がってるとのこと。

自分の見えた通りに描くと絵が歪んで完成する。先生の指摘の場所を直すと絵がシャンとバランスを取り戻す。同じものを見ているのに何とも摩訶不思議。

先日あるTV番組で、言葉使いが得意な人は、言葉に頼って生活ができるので、絵が下手な人が多いのか。検証してたら、かなり下手だった(検証人数が少なすぎるが)わたくしも、言語の方が得意なので、絵はからっきしダメである。

特に、よく目にしてるはずの、キャラクター(ドラえもんやスヌーピーなど)を見ないで書く力がなさすぎる。あんなに見てるのに書けない。なので馬をお手本なしで書くのも出来ない。これはまた、違う能力なのかなぁ?今度絵の先生に聞いてみよう。


静止画の時も、勝手に頭で思い込んで絵を描きだす謎の現象。ナナメ上で見ているのに、まるで、ドローンで上空から撮影した角度に絵を描いてしまう。何と、何も見れていないことか(見えてないモノを描く、怖い)

こう考えると人間って、アバウトに過ぎても生きていけるし、かなり観察してて生きてる人もいるわけで、この蓄積で色んなタイプの人がいるんだなぁと思いました。同じものを見てて違う世界のよう。

書道は辞めましたが、絵も観たいので今年も日展に行きました。書道も絵も、大きく作品を作るので、全体のバランスをまとめるのが大変そうだなぁと毎回思う。絵や書はもちろん銅像、陶器のようなオブジェ、もあります。

なんとなく、美しいとか、不思議な感じとか、なんだこれは?という展示物をみていると、感性に刺激が走ります。良ければ、是非最寄りの日展や、美術館を覗いてみてはいかがですか?

では、また。

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