旅には体力(筋肉)、が不可欠です。何が起きるかわからないから。
太極拳を初めて(2021・4月)まだ2年くらいでの感想を少し書きます。わたくしが週に一度(90分レッスン)通っているところで、99式を学んで、現在、形意拳3まで進みました。
太極拳教室も様々で、中国の毎朝の体操のように音楽に合わせてするのとか(わたくしの所は音楽なし)24式とか、数限りなくあります。
初めの3か月くらいは、教室から降りる短い階段を下りるのに、一苦労しました。(筋肉痛ひどく)でも、半年くらい経つと、階段を走って電車に乗り、なおかつ、息が上がらない。(自分に感激)
この99式も、わかったと思ったら、わからなくなり、自分で動画で足跡を残しながら(教室内撮影禁止)手順もわからなくなり、また、動画を観てを繰り返して前に進めました。
この太極拳が不思議だと思うのは、先生が、ゆっくり動くと、脳が誤作動を起こし、わかっていたつもりのモノが、わかってないと気がつきます。(つまり、わかってないのですがね)
書道でもそうですが、ゆっくり書くと、『あれ?こんな字だったかなぁ』となるのと同じで、太極拳でも、『あれ?こんなのだったかなぁ』となる。
人間は自信がなかったら、早く終わらせたくなる生き物なのだと実感。(苦手な所はスピードが上がる)そして、こんなゆっくりの動きなのに筋肉も付いてきます。
因みに、太極拳シューズ、先生と同じのを使ってみたら、わたくしは良かったです。以下参照。
99式とかも、次の所に進むと、筋肉痛の位置が変わります。筋肉痛とは、自分が普段使ってないところを使うと発生するらしい。太極拳を学び進めると、普段使ってない筋肉の場所を次々と目覚めさすこととなります。
長い年月生きてきて、たぶん誰もが自分の得意な筋肉のみを使用して生活しています。これが、あちこちに役割分担出来れば、日常生活が助かります。
旅行とかで、思いもよらない長い石段が出てくるとか、日本ではよくあります。これを、スタスタと歩けたら気分が若返ります。筋肉はさぼると、すぐに落ちるとのこと、実感します。
自分の筋肉は誰か他人が何かをして、発達はないので、自分で育てるしかないと思います。よく太極拳の教室で聞く話なのですが、『型が覚えられない』と。
わたくしが思うに、覚えたいという気持ちも大切ですが(脳によさそう)駒を進めながら、色んな筋肉を起こして目覚めさせることに、意味を感じます。
すると、日常生活が楽に動ける実感があり、ラクチンに。太極拳は続けていれば、いずれ頭に入る。わたくしの推測ですが、他人と比べて辞めるひとが多いと感じます。なので、先生が99式の型の名前を教えないと、長い生徒さんから聞きました。
名前がわからなかったら、他人と比較しにくいのは明白です。人間考えても仕方ないことを考えると、色んな本に書いてあります。これは100害あって1利なし。
では、また。